雪舟の庭園	東福寺 芬陀院

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ABOUT
芬陀院について

HISTORY
歴史

元亨年間(1321-1324年)一條内経により東福寺開山・円爾(聖一国師)の法孫にあたる定山祖禅(じょうざんそぜん)を開山として創建
元禄年間(1688-1704年)一條兼輝によって再興
宝暦5年(1755年)火災後、恭礼開院の旧殿を移築

以後、今日までの摂関家の一家である一條家の菩提寺となる。

TRADITION
伝説

-雪舟-

当時の一條家当主・一條兼良(摂関・関白・太政大臣を歴任)によって「亀の画」の依頼を受けた雪舟は画ではなく石組によりこの亀島を主体とした庭園を作りました。
その夜、その亀島が手足を動かし庭を這っていたー

最後に大きな石を亀の甲に乗せたところ亀は動かなくなり、現在の形のような亀島が完成したそう。

ごあいさつ

住職の爾 法孝(その ほうこう)

芬陀院のホームページにようこそお越しくださいました。
住職の爾 法孝(その ほうこう)と申します。

芬陀院は臨済宗東福寺派の塔頭寺院の一つで現在の建物は明治天皇の皇后昭憲皇太后からの御内帑金により改築したものであり、庭園は水墨画で有名な室町時代の画僧雪舟作の名庭を伝えることから雪舟寺の名で親しまれております。

また昭和を代表する作庭家で庭園史研究家の重森三玲が手掛けた鶴亀の庭もあり近畿地方で唯一雪舟と三玲の庭園を一度に楽しんでいただける特別な場所です。

どちらの庭も竹林を借景としておりますので、笹の葉が送ってくれる風を感じ鳥の声に耳を傾けて坐禅をするようにゆったりと心を落ち着かせてご観賞下さい。